変化と成長

こんにちは!

 

お久しぶりですね。尚平です。

 

最近の僕は訪問看護にも慣れてきて、少しずつですがゆとりのある生活を送れるようになってきています。

 

相変わらず、病気の症状は重く、苦しいことも沢山ありますが、なんとか日々乗り越えています。

 

秋も深まり、冷えてきました。

 

僕はこの少し肌寒いくらいの季節が好きです。身体は凍えるように冷たい季節だと、暑苦しいお祭りとかもやらないですからね笑 この世界が静まり返るような感じがたまらなく好きです。心穏やかに過ごせます。

 

病気になってから(診断で病名が決まってから)今年で6年目になります。来年には7年目に突入します。統合失調症は100人に1人なると言われている病気です。早い人だと高校生くらいの頃から発症する人もいます。僕は、恐らくその高校生頃に発症したと思われます。病気の症状が出始めていたからです。

 

今まで紆余曲折ありながら、なんとか生きてきました。今通っているB型事業所でリモート実習という仕事があります。将来看護師を目指している学生さんとパソコンで面談して、勉強のお手伝いをしてあげると言う仕事です。

 

具体的に何をやっているかと言うと、学生さんが質問してきた内容に正直に答えると言う仕事です。自己紹介や趣味、病歴や事業所での生活、将来の夢や目標などを話しています。

 

僕は病歴がそこそこ長いのと、統合失調症について本を読んだり同じ病気の人の話を聞いたりネットで調べたりしてるので、基本的な病状は把握しているつもりです。

 

このリモート実習は、年に数十回あり、色々な学生さんと話をしてきました。大体答える内容は同じなのですが、時々話す内容を変えたり工夫はしています。なるべく学生さんが自分の病気を理解しやすいように話しています。そういう細かな気遣いや話すことでエネルギーを消費するので、たまに面倒くさい時もあります。ですが、やはり勉強熱心な学生さんが多いので、話し終わった時には感謝をされることもあるので、それが嬉しくて止められないと言う部分もあります。

 

事業所での生活は苦しいこともあります。順風満帆にはいかないのが人生です。悩みも尽きません。ですが、こうした外からの刺激で自分が成長したと実感することもあるのです。

 

僕は発達障害もあってか、昔から人とコミュニケーションを取るのが苦手で自分の気持を上手に伝えられない子供でした。人から嫌われたり、嫌われる事で傷つくのが怖くていつも顔色を伺っています。それは今も同じです。

 

でも、事業所に来て、半強制的に作業などでコミュニケーションを取るようになってからは、よくしゃべるようになりました。自分でもびっくりしています。

 

僕が家族以外の人と親しく話すなんて、学生時代の頃の僕が僕を見たら、驚くでしょう。

 

こうやって些細なきっかけがあれば、人は変われる。成長できるんだなあと実感します。

 

まだまだ至らない部分はあるでしょう。心を守るために人を傷つけてしまう時もあります。その度に自分の未熟さを憎むこともあります。

 

ですが、沢山傷つけて傷ついて生きてきた僕らは、きっと誰よりも人の心の痛みを理解しています。想像だけじゃ辿り着けない未来でも、きっと僕らならやれる!そう希望を見出していきたいです。

 

長くなりました。

 

皆さんも人付き合いや迫りくる未来に怯えないで、ありのままを意識して行動してみてください。僕でもやれば出来たんです。あなたなら、もっと強くなれます。

 

強くなれなくても、諦めないでください!前を向いて共にゆきましょう。

 

この言葉をここに置いていきます。

 

大事に育ててください。

 

最後に、僕が毎朝見ているNHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」の主題歌アルデバランがとても感動的で心を動かされる名曲だと思ったので、ここでシェアしておきます。良かったらぜひ聴いてみてください!

 

youtu.be

大切な人を想って聴いてみてください。

 

では、それではこの辺でお開きにしましょう。

 

さいなら〜